Jekyll 1.1系をWindowsに導入する
現時点で最新版のjekyll-1.1.2をインストールしてみる。Rubyは1.9.3でやったが2.0.0でも多分問題ない。
Pythonをインストール
シンタックスハイライト用のpygments.rbが使用する。
pygments.rbによるとpythonのバージョン2.6以降であれば何でもいいと書いてあるが、python3系では動作しない。
よって2.7をインストールする。
インストールが終わったらpython.exeのあるディレクトリをPATHに追加する。
easy_install(distribute)をインストール
distribute_setup.py
をダウンロードしてきてpythonで実行するだけ。
python distribute_setup.py
Pygmentsをインストール
pythonのあるディレクトリにScriptsフォルダができていてその中にeasy_install.exeがある。
ここで
cd Scripts
easy_install Pygments
とするだけ。
pygments.rbのダウングレード
シンタックスハイライトを使用しようとするとposix-spawnやらliquidやらがエラーを出す。この問題はStack Over Flowにも挙げられていて対策もあった。
gem uninstall -a pygments.rb
gem install pygments.rb --version "=0.5.0"
とバージョンを0.5.0に下げる。
エンコーディングの固定化
日本語を使うとjekyll buildでエラーになるのでファイル読み込み時のエンコーディングをUTF-8固定にする。デフォルトはシステム標準が採用される(つまりWindows日本語版ならWindows-31J)が、実際のファイルは全てUTF-8にしたいので。LinuxやMacなんかではシステムのエンコーディングがUTF-8だから普通は問題ない。
jekyll本体に手をつけるハックもネット上で見かけたがよろしくない。
デフォルトエンコーディングを変更するだけの.rbファイルを_pluginsフォルダに置いてbuildすればjekyllがUTF-8固定で動くようになる。
Encoding.default_external = Encoding::UTF_8
以上でWindows特有の環境設定関係はほぼ完了。これ以外の設定なんかはJekyllの公式ドキュメントをひと通り見ながらやれば大体OK。
さあ、快適なJekyllライフをはじめよう。